農地転用して売却する際の流れ

農地はそのまま売却する以外にも、転用して売却する方法があります。
手続きが複雑なため、専門家に依頼するのが一般的ですが、全体の流れを把握しておくとスムーズに進められるでしょう。
そこで今回は、農地転用して売却する際の流れについてご紹介します。

農地転用して売却する際の流れ

①不動産会社に相談する
不動産会社は農地の市場価値や需要を把握しており、適切な売却価格や販売方法を提案してくれます。
また、農地転用の手続きに関するアドバイスやサポートも受けられます。
②売買契約を締結する
買主が見つかったら、売買契約を締結します。
売主は買主に対して農地の現況や権利関係などを説明し、重要事項説明書を交付する義務があります。
③農地転用許可申請を行う
農地を他の用途に変える場合は、農地法に基づいて農地転用許可を得る必要があります。
手続きは専門的で煩雑なため、行政書士に依頼するのが一般的です。
④地目変更登記を行う
農地転用許可が下りたら、土地の利用目的や種類を登記簿に反映させるための地目変更登記を行います。
手続きには測量図や登記申請書などが必要なため、測量図は土地家屋調査士に作成してもらいましょう。
⑤所有権移転登記を行う
所有権移転登記とは、土地の所有者が変わったことを登記簿に反映させる手続きです。
登記手続きを行うことで、土地の売買が正式に完了します。

まとめ

農地転用して売却する際の流れは、以下の通りです。
①不動産会社に相談する
②売買契約を締結する
③農地転用許可申請を行う
④地目変更登記を行う
⑤所有権移転登記を行う
当社では農地売買のご相談にも対応していますので、農地の売却をご希望の方はぜひご相談ください。