共有名義の不動産を売却する時の注意点とは

共有名義の不動産を売却したい時は、どのようなことに注意をすればよいのでしょうか。
後になって後悔しないためにも、あらかじめ注意点を押さえておくと安心です。
今回は、共有名義の不動産を売却する時の注意点をまとめましたので、参考にしてみてください。

共有名義の不動産を売却する時の注意点

名義人との話し合い

共有名義で不動産を所有する場合、名義人の数には制限はありません。
ただ、一般的には法定相続人が全員で共有しますので、法定相続人が多ければ名義人もそれだけ増えます。
そのため、共有名義の不動産を売却する時は、全ての名義人との間で話し合いを行う必要があります。
1人でも参加できない人がいると、共有している不動産を売却することはできません。

全員が賛成すること

共有名義の不動産を売却する時の2つ目の注意点は、全員が賛成することです。
名義人全員が集まって話し合ったとしても、1人でも反対する人がいれば売却は認められません。

必要書類の準備

全ての共有名義人が不動産の売却意向を示している場合は、必要な書類を準備しておくことが重要です。
不動産に関する必要書類には、権利書（登録識別情報）・土地測量図および境界確認書が挙げられます。
また売却手続きには、身分証明書・住民票・印鑑証明書が必要です。
さらに手続きの際には印鑑が必須ですので、忘れずに準備しておきましょう。

まとめ

共有名義の不動産を売却する時は「名義人との話し合い」「全員が賛成すること」「必要書類の準備」などに注意が必要です。
全てが行われれば、共有名義の不動産を売却できます。
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