特定空き家とは?
2024/01/22
特定空き家に指定されると、さまざまなデメリットがあります。
そのため、空き家を所有している方は注意が必要です。
そこで今回は、特定空き家とは何なのか、そしてどのような場合に指定されるのか解説します。
特定空き家とは
特定空き家とは、空き家の中でもとくに問題となるものを指す言葉です。
火災や犯罪の発生源になったり、地域の活性化や再開発の妨げになったりするため、国や自治体が対策を講じています。
特定空き家に指定されるケース
保安上の危険がある
建物が老朽化して倒壊したり屋根が崩落したりすると、人や物に大きな被害を与える可能性があります。
火災や地震などの災害時にも危険なため、このような場合は特定空き家に指定されるでしょう。
衛生上で有害になる恐れがある
空き家を放置していると、ゴミや汚水がたまったり害虫や野生動物が住み着いたりすることがあります。
悪臭や病気の原因になり、近隣住民の健康や生活を害すと判断されると、特定空き家に指定されます。
周辺住民に悪影響を及ぼしている
空き家は不法侵入や放火などの犯罪の温床になることや、不審者や迷惑行為を引き寄せる可能性があります。
空き家が多い地域では、人口減少やコミュニティの衰退などの社会的な問題も起こりやすく、特定空き家に指定されるケースが多くあります。
地域の景観やルールに適していない
空き家は、周囲の景観を損なうことがあります。
また、地域の建築基準や条例に違反しているとみなされると、特定空き家に指定される可能性があります。
まとめ
特定空き家とは、空き家の中でもとくに問題となるものを指す言葉です。
保安上の危険がある・衛生上で有害になる・周辺住民に悪影響を及ぼす・地域の景観やルールに適していない場合などに指定されます。
当社では、空き家相談士・空き家管理士の資格を持つスタッフが、空き家の売却をサポートいたします。
空き家の売却でお困りの方は、ぜひご相談ください。