不動産売却の手続きに必要な税金とは
2025/01/02
不動産売却には、さまざまな費用がかかります。
控除や軽減税率が適応できる場合もありますが、まずは基本的な項目について知っておくと安心です。
そこで今回は、不動産売却の手続きにかかる税金について解説していきます。
不動産売却でかかる税金
印紙税
不動産売買契約書に貼り付けるための、収入印紙の費用が必要です。
例えば売却金額が100万円超500万円以下の場合は2,000円、1,000万円超5,000万円以下の場合は20,000円の印紙税が必要となります。
譲渡所得税
不動産売却により利益が出た場合は、譲渡所得税の支払いが必要です。
譲渡所得は「売却価格-購入時の価格-売却費用」という計算で導き出せます。
ちなみに購入時の価格は、築年数に応じて減価償却することが必要です。
上記の計算式で出した金額に、税率をかけることで譲渡所得税が計算できるでしょう。
不動産の所有期間が5年以下の場合は30.63%、5年を超える場合は15.315%の税率です。
住民税
不動産売却によって利益が出た場合、住民税の支払いも発生します。
不動産の所有期間が5年以下の場合は譲渡所得の9%、5年を超える場合は譲渡所得の5%の住民税が必要です。
まとめ
不動産売却では、税金として「印紙税」「譲渡所得税」「住民税」が発生します。
ただし場合によっては特別控除・軽減税率が適用されるケースもあるでしょう。
税金や控除についてよくわからない場合は、売却を依頼する不動産会社へ確認しておくと安心です。
『株式会社北岡開発』は、長野市を中心として不動産売却に注力しております。
売却時の税金に関するご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。